水切り板金
2022.05.30
サカエブログ
外壁面のFIXガラスですが、以前ガラスの外側で板金を当ててコーキングだけで
処理していたのでコーキングが切れればそのすき間を伝って雨が内部に侵入していました。
その結果、下地も腐り大変なことに。
今回は腐った木を取り替えると同時に同じ納まりでは同じことの繰り返しに
なるので、下端部分はガラスと木下地に5mmの隙間を作って、板金に水返しの
立ち上がりを施し、ガラスの内側に差し込むことにしました。これによりコーキングが
切れても中に雨水が侵入することが防げます。また縦の部分は既存の板金を使いつつ一度
入隅にコーキングしてその上から新たに板金をしました。板金に端部は1cm程度ガラス側に
延ばしてガラスとのすき間をあけ再度そのすき間にコーキングをすることにしました。
外部側のコーキングが切れても既存のコーキングが守ってくれる。また既存のコーキングは
直射日光も当たらないので劣化が進みにくいので数十年はもってくれると思います。