東京日帰り研修
昨日は久しぶりに日帰り東京研修でした。
リアルの恩恵
コロナ前は年に何回かはいろんな研修で東京に行くこともありましたが、コロナになり、オンラインが普及してわざわざ出向いて行かなくてもいろんな情報を手に入れることができるようになりました。
しかし、わざわざ時間とお金を使って現地に行くと、その場での交流や講師の方から伝わる臨場感のようなものも、オンラインでは感じることのできない貴重な時間となるものです。
昨日は、一度の出会いで生涯のファンを作る秘訣!という内容で顧客目線からのお話や、様々な差別化と取り組みで、このコロナ禍においても着実に実績を伸ばされている住宅会社様の事例報告に続いて、超レアな建築家「原広司」先生の貴重なお話をお伺いすることができたのは、本当に貴重な体験となりました。
80歳を超えて、滅多にこのような場所には出てくださらない方だとお聞きして、思い切って東京まで行った甲斐がありました。
ちなみに原先生は、梅田スカイビルや京都駅、札幌ドームなどの設計を手がけられた偉大な建築家です。
住宅産業の今後
私たちが生業としている住宅産業は、新築住宅の着工棟数が年々減少の一途をたどり、ある意味衰退産業ともいわれていますが、人々が暮らしを営む中で決してなくなることのない業界でもあり、多くの建築会社が今後どう生き残っていくのかということを考えなければならない時期に来ています。
そこで私たちの答えは、性能、デザインともに本物を提供し続け、お客様の幸福を追求すること、そして他の会社ではできない強みをもって、顧客満足と、社員満足の両立を図る会社のみが生き残ることができると定義付けました。
競争ではなく共創の時代
戦後の復興から今日まで、経済成長の波に乗って建てれば売れる時代だった住宅産業では、工務店がお互いに争いながら受注を取り合い、それでも生き残れた競争の時代でしたが、これからは志を同じくした建築会社が情報を共有し、成功事例をシェアしながら生き残るべき会社のみが協力し合いながら生き残る共創の時代なのだと思います。
昨日の研修は、業界を引っ張る建築関連会社4社の経営者が業界を良くしようと立ち上がり、月に1回のオンライン研修を継続し、1年が経過した1周年記念の研修会で140名の経営者や経営幹部の方々が全国から集まっておられました。
ここで得た情報を糧に、弊社も今後の成長を明確にイメージしながらこれからの時代を生き抜いていきたいと思います。
皆さま、本当にありがとうございました!
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