社長のひとりごと

イタチ侵入騒動解決

2023.01.30 社長のひとりごと

地元でお世話になっているお客様から「屋根裏でイタチが走り回って困っている」というSOSがあり、ユニットバスの点検口から天井裏を見ると、光が見えていてイタチが侵入しそうな穴が開いていることも確認できましたので、その穴を塞ぐ作業をさせていただきました。

(屋根の段差部分に隙間が・・・)

昔の建物には、こういう隙間が結構あって、夜になると屋根裏から動物の足音が聞こえるというご相談がたまにあります。

今回は建物の中と外からスタイロフォームと発砲ウレタンスプレーを使って隙間を塞ぐことができました。

これで、おそらく侵入してくることはないと思うので様子を見てくださいとお伝えしたところ、

すぐ翌日に、まだ屋根裏から足音が聞こえると連絡があり、もしかしたら隙間を塞ぐ際に屋根裏に隠れていて、閉じ込めてしまった???

そこで、

市役所で捕獲用のカゴを貸し出してくれることをお伝えして、「その捕獲機をユニットバスの上に置いてみてください」とお伝えしたとこ、昨日電話があって「捕まえました!」とのこと。

(写真はイメージです)

捕まえたイタチは保護動物ですので、勝手に殺処分はできません。

なので、山奥まで持っていって逃がすことになります。

今回は比較的すんなりと捕獲できましたが、なかなか解決できないことも多く、害獣駆除の業者さんに依頼したりもしていますが、そこそこ費用も掛かりますので、まずはご自分でできる対策をお勧めします。

 

イタチでお困りの方に、大阪府のホームページにいろいろと情報が載っています。

 

以下、転載

イタチってどんな動物?

■由来
町で見かけるイタチは、ユーラシア大陸から渡ってきたシベリアイタチが多く、昔から日本にいるニホンイタチは、山地や山里に多く分布しているといわれています。

■特徴
胴長、短足ですばしこく動き、わずか3cm足らずの隙間でもすり抜けてしまいます。垂直の壁でも平気で登ることができ、泳ぎも上手です。

■行動
イタチは、石垣の隙間、床下、天井裏に住みつくこともあります。また、グラスウールの断熱材をほぐして巣を作り、子育てすることもあります。主食はネズミ、鳥類や昆虫などの動物食です。

よく耳にします。こんな苦情

 

イタチがうるさい イタチがくさい イタチが荒らす
天井裏を走り回ってうるさい 天井裏で子育てをして、糞や尿の臭いがひどい 台所や店の中へ侵入し、食品や商品を荒らしたり、まわりを汚したりする。

 

どうしても困ったときは

天井裏や床下から追い出しましょう

「におい」を発するものを天井裏や床下にまいて追い出しましょう。
直接、薬剤を散布するか、紙玉(新聞紙をピンポン玉くらいに丸めたもの)に浸し固くしぼったものを撒いてください。

 ■強烈な「におい」を発するもの

・木酢液
・クレゾール石鹸液

薬局・薬店で購入できます。においが相当強いので必ず薄めてご利用ください。
※医薬品の使用にあたっては使用上の注意等をよく読んでご使用ください。

 ■どこのご家庭にもある「におい」を発するもの

・漂白剤(カルキ)
・お酢

においが弱いので何度も散布する必要があります。

 ■その他の方法

・動物忌避剤
スーパー、100円ショップなどで購入できます。イタチ用は売っていないようですが、他の動物用の
ものでも効果があります。

・ダニやゴキブリ用の燻煙剤
ご家庭のノミ、ダニ、ゴキブリを除去できるとともに、副次的な作用として煙を嫌がりイタチが出てきます。

※燻煙剤には医薬品に指定されているのものがあります。医薬品の使用にあたっては使用上
の注意等をよく読んでご使用ください。

捕獲が必要な場合は

追い出しなどの被害防止対策を実施したが被害がなくならない場合等は、やむをえず捕獲が必要となることがあります。イタチ捕獲するには、市町村長の捕獲許可が必要ですので、お住まいの市町村窓口にご相談ください。

侵入されない対策を講じましょう

自宅や倉庫などを点検し金属製のネット(ホームセンターで販売しています)や網(餅焼き網で代用可)でイタチが侵入しそうな穴や場所をふさいでください(イタチは3センチ四方の穴から出入りできるといわれています)。古い民家や早い時期に設置された公共下水道と接続している住宅の場合は下水管から進入してくる場合もあり注意が必要です。

イタチが住みやすい環境をなくしましょう

例:点滅ランプとアルミホイルによる撃退法
イタチは強く光るものを嫌います。イタチが出没する天井裏や床下に設置して夜間に点灯させます。

 

点滅機 手順

1.クリスマスデコレーションなどに用いる点滅灯を利用します。

2.豆電球は白色または銀白色など明るいものとします。赤や青など
色の濃いものでは効果がありません。

3.電球と電球の間にアルミホイルをはがき大に切って吊り下げます。

 

※電球が熱を持つため燃えやすいものを傍らには設置しないでください。

このページの作成所属
環境農林水産部 動物愛護畜産課 野生動物グループ