社長のひとりごと

端材コーナー

2023.10.13 社長のひとりごと

弊社が今のこの場所に移転してきてすぐに「端材コーナー」を設置しました。

端材コーナーってなに?

私たちのような建築の仕事をしていると、日々現場であまった材料や、必要な寸法を切り落として出た木材などが発生します。

多くの建築会社は、これらを産業廃棄物としてお金を出して廃棄しています。

我々から見ると、捨てるしかないゴミのような木材ですが、もしかしたらこれを欲しいという人がいるんじゃないか?

そんな発想から設置したのが端材コーナーです。

すると、私たちの想像をはるかに超える勢いで端材が無くなっていくのです。

何に使うのかは人それぞれですが、今では地域の皆さんが楽しみにして品定めをして持ち帰っておられます。

毎日、前を通るのが楽しみだと言って下さる方までおられます。

これってSDGs?

このように、まだまだ使える材料をただ廃棄するのではなく、費用とする人の手に渡って有効利用するって、すごくいいことだと思っています。

これもSDGsにつながっています。

と言えば、すごく立派に聞こえますが、

実は日々現場から出る残材を処分するだけでも結構な費用がかかる上に、トラックに積み込んで処分場まで持ち込むのにも手間と時間がかかります。

この無駄を省くことができないか?

この発想が我々の根本なのですが、きっかけはどうであれ、今こうして地域の皆様が楽しみしてくださって、捨てられてしまう材料が有効利用されていることは、非常に重要なことだと思いますし、端材コーナーにある材料の持ち帰りは完全無料ですので、我々は廃棄の手間が省けて、利用者様は無料で必要なものが手に入る、まさにWIN・WINの関係ができていると思います。

時の運

あくまで現場から出た端材ですので、いつでもあるというものではありません。

正直いって、空っぽの時の方が多いかも・・・。

現場の状況によって、端材の量と種類は大きく変わりますので、日々マメにチェックしていただくことをお勧めします。

ちなみに、

今日はおすすめです!

もう、端材の域を超えています(笑)

全て無料でお持ち帰りください!

なぜかというと、

京都市山科区の新築工事で3日間にわたる建て方作業が終了し、昨日無事に上棟を迎えましたので、こういう時には現場からたくさんの端材が出ます。

これからしばらくは端材コーナーに要注目ですよ!

今朝も朝早くから来られて、お気に入りの端材を持ち帰っておられました。

捨てられるかもしれなかった端材が何に生まれ変わるのか?

少しでもお役に立てれば嬉しいです!

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人
藤原 康雄
代表取締役