社長のひとりごと

還暦を迎えて

2023.02.04 社長のひとりごと

私事ですが、昨日2月3日で60歳となり還暦を迎えることができました。

私が若いころに想像していた還暦とはずいぶんかけ離れた感がありますが、それだけの年月を大病もせず健康に生きて来られたのは、健康に産み育ててくれた両親と、これまで私を支えてくれた家族、そして社員をはじめとする周りの皆様のおかげと感謝いたします。

そして、なんと今回60回目の誕生日は熊本で迎えることとなりました。

というのも、現在弊社社員大工筆頭でもあり息子の藤原貞雄が一流の大工を目指して修行をさせていただいている村田工務店の村田社長が講演会を開催するということでお誘いをいただき、その息子も参加するとのことでしたので、予定していた会議をキャンセルして熊本に赴きました。

講演会のタイトルは「不易流行」

不易流行とは、決して変えてはならない大切なものを守り抜くために、時代の変化とともに変えていかなければならないものがあるというもの。

村田工務店さんは、伝統の手刻み工法にこだわり続け、創業106年を迎える熊本の老舗工務店です。

なので、村田社長のいう不易(変えてはならないもの)は一流の大工による手刻み工法にこだわる建築で、

流行(変えていかなければならないもの)は、今は時代に合わせWebによる情報発信で90%の受注を確保されていて、これからはオーナー様を大切にすることによる紹介受注にも力を入れるという戦略の変更に舵を切ることで仕事を確保することでした。

要するに、売るべきものを守るために、売り方を変えていかなければならないということ!

では、ホクト住建としての不易流行とは何か?

講演を聞きながら、ずっとそのことを考えていました。

そして、たどり着いた答えは、やはり「社員大工」です。

 

弊社では、社員大工によるまごころ施工で、お客様に寄り添う家づくりにこだわりたいと考えています。

大工を社員として育成することで、安定した環境の中で建物に愛情をもって向き合う環境を整え、そこに住まうお客様のことを思いながら、住みだしてからも一生涯のお付き合いをすることで暮らしの安心を提供する。

正直言って、今の私たちには村田工務店のような技術はありません。

中には、今後そんな技術はなくても家づくりはできるので必要ない!という人もいます。

実際に今の家づくりはできるだけ職人の技量に頼らない家づくりの方向に向かっています。

しかし、いま弊社の筆頭大工は村田工務店さんで一流の手刻み工法の技術を学んでいます。

近い将来、一流の技術を身につけ戻ってきたとき「大阪で手刻みのできる工務店」として絶対領域を目指します!

またその技術をもって、若い社員大工を育成することで、一流の社員大工集団を作り上げます。

そしてあえて時代に逆行し、どこにもまねのできない家づくりをすることで、受注を確保し雇用を守る。

大工を目指す若者が夢をもって一流を目指すことで、大工職人を子供たちの憧れの職業にする!

これが、私たちの不易流行ではないかという答えにたどり着きました。

(写真は村田工務店のHPより拝借しました)

 

今回、還暦の誕生日というタイミングで、このことを考える機会を与えていただいた村田社長はじめ、まわりの皆様に感謝いたします。

一年の修行を経過して息子の成長も感じることもでき、新たな覚悟と目標をもって還暦というリスタートします。

皆さんの「不易流行」も一度考えてみてください!