高校生に向けて働く意義を伝える
昨日、中小企業の経営者が集まって経営について学びあっている大阪府中小企業家同友会の事業で、箕面東高校に出向いて高校1年生の生徒さんたちに働くことの意義を伝える授業に行ってきました。各クラスごとに5~7名程度のグループに分かれてもらって、各グループに一人ずつの経営者が入ってディスカッションしながら「なんで働くのか?」「働くうえで大切なことは?」「そもそも働くってどういうこと?」というようなことについて意見を出し合います。
3時限目と4時限目にそれぞれ別のクラスに入って授業を行いましたが、私が担当したのはたまた2回とも女子ばかりのグループでした。
最初は、今どきのJKが私のような還暦じじいの話を聞いてくれるのか心配でしたが、話し出すとみんな真剣な眼差しで話を聞いてくれて、本気でいろんな意見や質問を出してくれ、30分の討論はあっという間に終わってしまいました。
この授業に参加するのは確か4回目くらいだと思いますが、毎回趣向を変えて行っています。これまでは基調講演で話をした後、各クラスで話し合ったりしていましたが、今回はじっくりと生徒さんと向き合えて楽しい時間を過ごせました。
一見、何も考えてなさそうな今どきのお嬢さんが、実は将来について不安を抱えていたり、家庭の経済状況を心配していたり、人には言っていないひそかな夢を持っていたり。
そんな生徒さんたちに、私からはこれまでの苦労や、嬉しかったこと、そして59歳からトライアスロンを始めた経験談も交えて、やりたいことがあれば諦めずにチャレンジすれば、大概のことは叶えることができること、そのためには夢を具体化して言葉にしたり、文字にしたりして他人に明言すること。そしてその最終目標から逆算して、中間点の期限を切った具体的な目標を設定して日々の努力を積み上げること。そして、やっぱりだめだと思った時には素直に弱みを見せてまわりに助けを求めることをお伝えしました。
女子高生の皆さんにちょっと偉そうに語ってたかもしれませんが、これはまさしく自分に対して忠告しているといっても過言でははなく、これまでの失敗だらけの人生を振り返って、未来と希望にあふれた皆さんには後悔のない人生を歩んでもらいたいという気持ちでいっぱいでした。
昨日、私の言葉に真剣にメモを取りながら聞き入ってくれた生徒さんたちに感謝します。
そして、今日もまた箕面東高校に行く予定です。
昨年職業体験に来てくれた生徒さんたちが、体験の報告会をするということで、どんな報告をしてくれるのか楽しみに行ってきたいと思います。
職業体験では自分たちの理想の家を3Dで再現したり
自分たちで考えた椅子を、図面を書いて実際に作ってもらったり
時間があったので手作りのしめ縄も作ってもらいました。
製作した椅子に座って記念撮影!
この椅子は、近隣の皆さんの休憩用として現在も弊社の前に置いていてあります。
これらの体験を通して、何を感じて将来に向けてどう生かせてくれるのかが楽しみです。
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