社長のひとりごと

野菜作りは土作りから

2023.02.13 社長のひとりごと

先週の土曜日は建国記念の日でしたが、午前中に工事の手直しにお伺いして、午後からお天気も良かったので、庭の畑の土いじりをすることにしました。

今の事務所に移転してから、もともと庭で家庭菜園をされていたのを引き継いで、野菜作りを始めました。

ここを「暮らしの庭」って名づけました。

どうせ作るのなら無農薬で安心して食べれるものに挑戦しようと思い、また化学肥料などを使わない有機栽培にもこだわってきました。

事務所を移転したのが2017年4月ですので、今年で7年目になります。

もともとの畑がどんな肥料を使われていたのかわかりませんので、完全に安心な野菜ができ始めたのは5年前くらいかもしれません。

自家製コンポストを作って、雑草や枯葉などをたい肥にしていますが、正直こちらはなかなかうまく行ってないのが本音です。

なので、これまで使用していたのはおからから作ったたい肥と苦土石灰を少しまく程度でした。

昨年はトマト類が次から次へとできて、刈り取るタイミングを逸してしまって、冬野菜の種まきができず、思い切って冬の野菜を諦めて半年間土を寝かせてみることにしました。

もともと冬場の日当たりが悪く、野菜の成長もよくなかったので、これがうまく行けば毎年のルーティンになるかもしれません。

なので今年は土づくりにかける時間がたっぷりありますので、思い切ってたい肥を購入するのをやめて、しめ縄用にいただいた稲わらがたくさん残っていましたので、この稲わらを細かくして土に鋤き込み、自家製で作っているたい肥も利用して、土づくりに挑戦です。

小さな畑ですが、その一面に稲わらを撒いてその後に土に混ぜ込んでいきます。

ですが、耕運機があるわけでもなく、すべて手作業です。

小さな畑とはいえ、かなりの重労働です。

その模様はYouTubeで公開しています。

↓  ↓

HOKUTO-TV 無農薬有機栽培の土づくり

まあ、これでうまく野菜作りができるかどうかはど素人の私にはわかりません。

でも、できるだけ自然なもので安心できる野菜作りがしてみたいという気持ちが野菜に伝われば、元気に成長してくれのではないかと思います。

そもそもなんで家づくりをしている工務店で野菜作りをしているのか?

最初は、たまたま畑があったから・・・という軽い理由でした。

でも作り始めると、色々と分かってくるんですよね。

たとえば、うちの野菜は収穫して真夏に放置しておいても腐ることはありません。

カビが生えることもありません。

どうなるかというと、枯れるんです。

そう、水分がなくなりしなびて枯れるんです。

考えてみれば、植物が枯れるのが当たり前で、腐ったりカビが生えるのがおかしいんですよね?

葉物は虫に食われる。

日があたらないと育たない。

雑草は生える。雑草との共生。

すべてが自然です。

家づくりも、人間が健康的に暮らすためには、できるだけ自然に近い作り方を心掛けたいですね。

くらしの庭にはレモンがあったり

みかんがあったり

梅の花がつぼみをつけ始めました

今年は、この土の経過が楽しみなので、またブログで紹介していこうと思います。