社長のひとりごと

「冬暖かくて、夏涼しい暮らし」を手に入れるための工務店選びのコツ

2023.03.01 社長のひとりごと

今年も早いもので2ヶ月が過ぎ、今日から3月です。

寒さも少し緩んできて、一歩一歩春に近づいている気配を感じますね!

今日は工務店選びのコツを少し。

電気、ガス光熱費の値上がりが家計を圧迫していますので、これからの建物には断熱性能は必須ですね!

では、断熱性能はどこで判断するのでしょうか?

カタログに載っている数値ですか?

Ua値?

C値?

Q値?

断熱材の厚みは厚いほうが性能が良いに決まっている?

断熱材ってどんなものがいいの?

正直言って一般の方には、何のことかわからないですよね。

もちろん、マニアックに研究されている方は別ですが。

要するに必要なことは、「冬暖かくて、夏涼しい暮らし」ですよね。

そしてもう一つ大切なことは「家の中の気温差がない暮らし」です。

何よりも大切なことはこれらの暮らしをコストを極力安くおさえながら手に入れること。

こんな暮らしを手に入れるための、工務店選びのコツは・・・

1.気密に関する知識があるのかどうか?

2.現場での気密測定をしているかどうか?

3.施工現場を見せてくれるかどうか?

概ねこの3つをクリアしている工務店なら、快適な暮らしを提供してくれる可能性が高いと思います。

なぜなら、

1.気密に関する知識があるのかどうか?

断熱性能を高めるために、性能のよい断熱材を厚く施工すればいいと思って、気密ということをないがしろにしている工務店もあります。実は断熱性能を上げれば上げるほど、大切になるのが気密なのです。

断熱性能の高い建物では、換気も重要になってきますので、その点においても気密は重要です。

なので、断熱と気密はセットで考えなければなりません。

2.現場での気密測定をしているかどうか?

気密の知識があっても、カタログの数値がよくても、実際の現場での施工精度が低ければどうにもなりません。

これを確認するのが気密測定です。

専用の機械を使って、建物全体の隙間がどのくらいなのかを数値で確認することができます。

でも気密測定は本当にドキドキするんですよ。

結果がその場で数値で出てしまいますので、高断熱を売りにしているハウスメーカーでも、一棟毎の測定はやっていない会社がありますので、注意が必要です。

ちなみに弊社では、気密測定での数値C値1.0以下を基準としています。

3.施工現場を見せてくれるかどうか?

これは、断熱に関してだけではなくすべてにおいて大切な基準になります。

施工がずさん、現場が汚い、職人さんとの信頼関係がない等々・・・・。

また、見学会等等ではなく、普段の作業中に見学をさせてもらえるかどうかもポイントです。

 

以上、

「冬暖かくて、夏涼しい暮らし」

「家の中の気温差がない暮らし」を、

手に入れるために工務店選びをするコツを工務店の立場から上げてみました。

工務店選びの際には、ぜひこの3点の質問をしてみてください。