社長のひとりごと

今年も後半、7月の始まり!

2023.07.04 社長のひとりごと

毎日、バタバタと動き回り、ブログの更新を怠っていました。

早いもので、今年も前半が終わって、7月も4日が経過しました。

新しい期の始まり

弊社は6月決算ですので、7月から新たな期のスタートです。

弊社は法人としては、創業時に休眠状態だった法人格を引き継いでスタートしましたので、50期を終えた形になります。

実際にホクト住建としてスタートしてからは今年の4月で22年が経過し23年目に入りました。

色々ありながらもここまで継続してこれたのは、社員の皆さんや、協力業者様、そして何より弊社を信頼してお仕事を依頼していただけるお客様のおかげにほかならず、感謝の思いでいっぱいです。

49期はコロナの影響もあり売り上げを落としてしまいましたが、50期はおかげさまで目標値まで盛り返したものの、資材の高騰や経営体制の不備から利益率を落としてしまい、これから始まる51期に向けて大きな課題を残す結果となりました。

ただ、どんな時でも課題はあるもので、課題を伸びしろととらえて、またチャレンジしていきたいと思います。

経営指針

ここ数ヶ月、いろいろと頭の中で考え、情報収集しながら会社の未来像を思い描きながら、経営指針作りに取り組んできました。

今期は、会社として大きな決断もしながら、社会に必要とされる企業を目指します。

今週の土曜日は、すべての現場作業をストップさせていただいて、社員みんなで会社の未来を考える時間を作って、経営指針書にみんなの魂を吹き込んで最終仕上げとします。

10年先を考える

目まぐるしく変化と進化を続ける世の中で、10年先に自分たちを取り巻く環境はどうなっているのか?

考えると怖い気持ちもありますが、何も考えずに茹でガエル状態になってしまうほど怖いものはありません。

私たちの建築業界もどう変化しているのか?

間違いなくやってくるのは、今とは比べものにならない人手不足です。

人は、山の木を育てるように、足りないと感じてから慌ててもすぐに育つものではありません。

今期は本格的な職人育成のための基礎を作ります。

大工を志す若者の実情

先日、大工技能学科のある専門学校を訪問して、先生といろいろお話をさせていただきました。

ここでも大工職人を志して入学してくる学生さんのうち、実際に大工職として就職するのは半数程度だということでした。

大工になりたい、家づくりがしたい、という希望をもって入学し、社会の現実から大工では安定した将来像が描けないということで、施工管理や他の職種に進路変更する学生さんが多いということです。

これはまさに受け入れ側である我々の問題であり、ここを解決する必要があると強く感じた次第です。

弊社でも、社員大工の新卒採用を続けておりますが、離職率の高いのが現実です。

しかし、この失敗を積み重ねている企業も数少ないはずで、この経験をプラスに生かして、この問題の解決に真剣に取り組んでいきます。

 

この記事を書いた人
藤原 康雄
代表取締役